新型コロナウイルスの感染拡大防止の対策として、不要不急の外出を避けてほしいとか、3つの密を避けてほしいという行政の話もある中で、映画を観に行くのもどうかとちょっと迷いました。映画館に行くことは不要不急といえばそうですし、映画館は空調設備などが整っていて喚起されているとはいえ、密室ですしね…。でも、映画館で上映される映画は上映期間というものがある程度決まっているので、この時期に見逃すと見られなくなるので、見に行きました。でも、例年なら春休みだし平日でももっと大勢の人がいるのでしょうが、けっこう閑散としてましたね。オイラ以外に観客はいたものの、少ない。この日のオイラが行った時間帯だけでオイラの感覚で勝手に判断するのもなんですが、昨年なんかと比べると、7割以上観客が落ち込んでいるイメージですね…。
で、何を見たかというと、予告編を見て気になっていたのと、波瑠様が可愛いので気になっていた、
弥生、三月 君を愛した30年です。
この映画、「この物語は、3月1日に始まり、3月31日に涙する。」なんて予告編で言っていたので、最初が 3月 1日で、2年目が 3月 2日で、3年目が 3月 3日…と、そこまで綺麗にいかなくても、1年目…じゃなくて始まりが 3月 1日、そこから 30年後のラストが 3月 31日で、その間は、3月 2日から 3月 30日は順不同でも毎年 1日ずつ何かしらあるのかな? と、思っていたのですが、そうではなかったようですね。でも、まぁ、一応 3月の日付をずらして毎年送ってるようでしたが…??
オイラはこういう映画を観て感動が薄いから、恋愛経験も乏しく、女性経験も少なく、結婚もできないぼっちで歳を取ってしまったのでしょうかね…。悪い作品ではないのですが、まどろっこしいというか、一念の経過がわかりにくいというか…。う~ん…。
で、予告編であったポータブルカセットプレイヤー、まぁ、素直にウォークマンと書いて問題ないのでしょうが、親友のさくらが死ぬ前に録音したというものを弥生が聴くのですが、そのカセットテープに録音された内容に、少しだけウルッときたりもしましたが…。原作を読んでもいなかったので、ストーリーを知らなかったのですが、想像していた感じとは随分違っていました…。でも、まぁ、高校を卒業して 30年ですか…。30年も経って二人共年を取ったとはいえ、今度は結ばれて幸せになってほしいですね…というような感想ですかね。具体的な内容には触れていないつもりなのですが、なんだか凄くネタバレを書いてしまった気もするのはなぜだろう?
恋愛経験が多くなくても、オイラと違って、きちんと ( ? ) 恋愛をいろいろ体験してきた方がみると、心に響くものがたくさんあるのかもしれませんね。好きだった異性と結局結ばれなかったけれど、いまはいまで幸せな方なんかが見ると、凄く良い作品だと感じられるのかもしれません。ちょっと、独り者のおっちゃんが見る作品ではなかったかな…と思いつつも、結構いい作品ではあったんですよ。季節的にも、いまの時期に見るのがやっぱりいいと思いますし。