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ばんえい競馬、馬の顔を蹴った騎手の話題について思うこと


 ツイッターやフェイスブックで話題になっていて、今日の夕方のニュースでもちょっと取り上げられていた、ばんえい競馬の機種が馬の顔を 2回も蹴ったという話題。夕方のニュースでは騎手に戒告処分が出たと言っていましたが…。




 なんでも、最初にSNSで見た時は、レース中に立ち止まった馬に腹を立てて顔を蹴った。という感じで書かれていたので、「それは酷い」と思ったのですが、なんでもばんえい十勝の公式の YouTube動画チャンネルでも見られるとあったので、ちょっと見たら…。




 まあず初めに思ったのが、「ん? 18レース??」ということです。たしか競馬に限らずボートレースなどの公営競技は 1つの開催城で 1日 12レースまでしか施行できなかったんじゃなかったっけ??? と思ったのですが、これは正式に馬券などを発売しているレースではなく、能力検定のレース、いわゆる模擬レースというやつみたいですね。で、ツイッターでもツイートしたのですが、こういうニュース記事を見つけました。 ( 記事は https://news.yahoo.co.jp/articles/f67ede2325ab6923fb0da17a7cb35981287d8dc0?page=1 です。 ) インターネットのニュース記事なので、すでにリンク切れの場合はご容赦ください。関係者の話によれば、ドウナンヒメという馬が第 2障害の途中で前足の膝をついて起き上がれない状態になった。騎手が手綱をひいて立て直そうとしても、レース経験の無い馬は立ち上がれない。そして顔をそのまま地面の砂の方に落としてしまう。騎手はソリから降りて手綱をひいたが顔をあげない。馬は華を地面につけて素直吸って苦しそうで、手綱尾横にひいたようですが、それでも地面のほうに顔というか鼻先を落としている。そこでひとまず ( ? ) 砂を吸わないように顔を横に向けさせるために蹴ってしまった。…のではないかということです。長々書きましたが、騎手本人のコメントではなく関係者の話だそうなので、最後が「…のではないか。」というような歯切れの悪い推測のような書き方になりましたが。
 
 たしかに殴る蹴るなど、レースで鞭を入れるのとはわけが違う暴力行為に見える行為なので、良くないことなのかもしれませんが、関係者の話が真実だとすれば、ただ蹴ったシーンの動画がクローズアップされて「虐待だ!」とか叩かれてしまった騎手はかなり可哀そうな気がする。馬がレースせずに歩みを止めたことで腹をたてて、怒りに任せて蹴った…というのなら言語道断と叩かれても仕方がないでしょうし、おそらくオイラも、こんな騎手は免許を取り上げてもいいんじゃないのか? と、一緒になってSNSにコメントを書いたかもしれませんが、このニュースを見たら、騎手が可愛そうになってしまった。騎手が蹴ったことで馬が大怪我していたら、また話は違ってきますし、もしかしたらレースの本格デビュー前に蹴られてしまったことにより、ドウナンヒメがトラウマを抱えてしまって、第 2障害が越えられなくなったりしたら、また少し意見が変わってしまうかもしれませんが、馬はヒトと違って口呼吸ができないので、鼻が詰まったら遅速してしまいますので、そうならないために止むを得ず蹴ったよいうのであれば、ちょっと蹴ったシーンだけを見て、虐待だとかみんな叩きすぎだよな。と、思ってしまう。
 
 とくに、これが、ばんえい競馬の馬券を買ったことが無い人や、レースすら観たことがない人から散々叩かれて騒ぎになったんだとしたら、更に同情してしまうところはありますが…。オイラも実際に生観戦をしたことはありませんが、ばんえい競馬に出る馬は、普段競馬で見かけるサラブレッドと違い 1トン近い巨体の馬もいる、なんか牛がレースしてるんか…というような…人が少々引いたところで動かなかったりする大きな馬ですね。
 
 実際にレース映像を見たら、ソリから降りた騎手は手綱を横に引っ張っているように見えるので、たしかに、ひとまず馬の顔というか鼻先を地面から引き揚げようとしているように見えなくもないので、顔を横に剝けるために蹴った…と言われれば、そう見えますが…。
 
 まぁ、ばんえい競馬を知らない奴があーだこーだ騒ぐな…とまでは言えません。オイラも自分がよく知らないことでも見ていて酷いと思ったら「ひどいことするなぁ」とかコメントしてしまうし。ただ状況がよくわからないうちは、あまりキツイ言葉は避けた方がいいと思います。あと、人は、自分が間違ってるかも…罪悪感を抱くと、ちょっと躊躇したりしますが、自分が正しいと信じて言動すると暴徒化しやすいので、自分が正義、正しいと思っているときこそ、言葉などは選んで、キツイ発言にならないように気をつけないといけませんね。見ようによっては、ネット虐めのようにも見えてしまった、個人的には。
 

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