映画観た! 茜色に焼かれる
4月 25日から緊急事態宣言が続く大阪では、多くの映画館は営業を休止していましたが、本日 6月 1日より制限付きながら営業を再開する映画館も増えて、オイラも一ヵ月以上ぶりに映画を鑑賞しました。
ただ、長らく映画館に行ってなかったので、「これ見たい!」というのも思い浮かばなかったんですよね。で、以前予告編を見てちょっと気になっていた茜色に焼かれるを見てきました。このコロナ禍でますます生きづらくなってきた世ですが、それでも一所懸命生きる姿は、なんとこの世は理不尽なんだろうと考えさせられる作品ですね。冒頭でいきなりあの事故を思い起こさせる事故から始まって…。良子さんと同じ職場のケイちゃんという女性も、なんだか切ない…。がんばれば報われる…とは限らない。でも人それぞれその境遇で生きていくためには、一所懸命もがいたりしながらがんばって生きていかないといけない…。なんかスッキリできないものの、悶々としたまま終わったわけでもないのですが…。思ったよりは激しさが少なくおとなしめに淡々と流れている印象ですが、なんともいえない怒りというか口惜しさが伝わってくる作品でしょうか。
東京、大阪では今日から公開ですので、ストーリーには触れないようにしますが、この映画を観ながら、ふと自分の半生を振り返ると、女性というか他人に対して、オイラも軽く見てきたというか、どちらかといえば「自分が、自分が。」で生きてきたかな…と思う。こう書いても、だからといって、明日、いや、今日から変わろう…となるかといえば、そんな簡単に変われるものでもないのですが、でも、少しずつでも自分も変わっていかないと…と、映画の趣旨とはズレるのかもしれませんが、考えさせられた映画でした。
各個人の置かれている立場、境遇で、生きていくのが大変というか辛いと感じることが多くても、生きていかないとね。「まぁ、がんばりましょう。」