映画観た! 小さい魔女とワルプルギスの夜


 ちょっと気になっていた小さい魔女とワルプルギスの夜を観ました。

映画『小さい魔女とワルプルギスの夜』公式サイト


 この作品は、世界的に有名な児童文学が原作だそうですが、オイラは原作を知らないのでした。
 
 小さい魔女というのは、サイズの大きい小さいではなく、経験というか年齢というかそういう意味での小さいなのですね。
 年に一度ワルプルギスという森で、大きい魔女達が踊るイベントがあるのですが、小さい魔女である主人公 ( 名前は不明 ? ) がその森のダンスに参加したくてしかたがない…。それで、その踊りに参加するには、良い魔女にならなければいけないという条件をつきつけられて、小さい魔女が良い魔女になるために奮闘するのですが…。
 有名な児童文学なので、ストーリーを知ってる人の方が多いのでしょうが、ネタバレは控えるつもりなのですが…。
 良い魔女というのが、ちょっと想像していた良い魔女と違っていました。主人公の小さい魔女もそのことで葛藤しますが…。
 結果的にはハッピーエンドになりますね。まぁ児童文学なんですから、ある意味では当然ハッピーエンドになるのでしょうが…。
 やはり、ネタバレを避けると、書くことが少ないですよね。でも、まぁ、けっこう楽しめました。見に行った映画館では吹き替え版しか上映がなかったのですが、吹き替え版は見てて楽ですね。
 

映画観た! 閉鎖病棟 それぞれの朝


 前からちょっと気になっていた映画、閉鎖病棟 それぞれの朝 を観ました。まぁ、楽しいコメディーではないことはわかってましたが、ストーリーというか作品は、やっぱり暗い流れでした…。

閉鎖病棟 それぞれの朝


 こう書くと退屈な映画と思われそうですが、決して退屈な作品ではありませんよ。ただ、ずっとハラハラドキドキとかはありませんが…。


<!– ここから、ネタバレあり –>


 冒頭から死刑執行のシーンという、ちょっとショッキングなスタートでしたが、死刑執行で死ななかった梶木が入院してる病院。そこには色んな人がいますが、メーンは塚本さんと、島崎さんという未成年の少女と梶木さんなんでしょうね。この 3人が入院する過程が流れました。梶木さんは死刑執行前に 3人を殺めてしまっていたようです。塚本さんは発作を発症したようで、島崎さんは、養父にレイプされたようです。
 そんなわけで、最初は心を閉ざしていた島崎さんは梶木さんと塚本さん、あと、病院の方と接して、少し心を開いてきた島崎さんでしたが、重宗という男にレイプされてしまう…。そのことで、梶木さんが重宗を殺害してしまう…。
 レイプされたあと、島崎さんは行方不明になり、塚本さんは退院し…。
 梶木さんは殺人を犯したので捕まり、初公判を迎えましたが、そのときに島崎さんが被告側の証人としてやって来ました。病院から裁判…、白い巨塔みたいな展開のようですが、内容は全然違いますが…。裁判での証言では、ちょっと目が潤っときたオイラ。涙腺が弱いですね。
 ただ、車いすから立ち上がろうとする梶木さん…。え? ここで終わりというあっけない終わり方だったのですが…。
 もうちょっと、それぞれが希望を持てる、ハッピーエンドとまでは言わないまでも、もうちょっと、これからハッピーになっていくのかな? と希望を予想させる終わり方を期待していたのですが…。

<!– ここまで、ネタバレあり –>


 なんだか、評価が難しい映画ですね。いい映画でしたが…。こういう病院というか患者というか、扱う映画って、けっこう気を遣うというか、どうしても厳しい意見が出るのでしょうが、たしかに犯罪を許すことはできないでしょうが…、でも、タイミングというか…。難しいですよね。
 う~ん、相変わらず、感想が下手なオイラですが…。
 
 でも…。映画って本当にいいもんですね。それでは、さよなら、さよなら、さよなら、さよなら。
 

映画観た! ターミネーター:ニュー・フェイト


 映画を劇場公開初日に見に行ったのってどれぐらいぶりだろうか? 記憶に残る限りでは、生まれて初めてな気もしますが…。
 もう待ちきれないほど楽しみにしていたわけではないのですが、今年、この映画だけは見逃したくないと思ったターミネーター:ニュー・フェイトを観ました。

ターミネーター:ニュー・フェイト


 ターミネーター2はおもしろかったけれど、その後の続編はなんか微妙…という感じがあったので、ターミネーター2の正当な続編ということで、かなり楽しみにしてました。
 最近、映画のことをブログで取り上げるときは、『 <!--ここからネタバレありーー>』とか書いて色々書くのですが、さすがに今日から劇場公開開始の作品のネタバレをあれやこれや書くのもマズい気がするので、今回のブログはストーリーなどにあまり触れずに書こうかと思っていますが…。
 映画を観ていると、ターミネーター2を思い出す…というか、ちょっと被ってるように見えるのですが、しかし、やはり新作で、見応えバッチリでした。そして、ターミネーター2のターミネーターと同じかやや違う設定かはわかりませんが、流体金属のターミネーターがしぶとい。
 今回はこれでターミネーターに止めを刺すのかな? と、思ったら、ちょっと違っていて…。ラスト近くはちょっと切ない…。涙腺の緩いおっちゃんは、少しだけ涙目になちゃった…。
 まぁ、オイラがターミネーター2が好きだったからでしょうが、この作品はかなり楽しめました。
 

映画観た! ジョーカー


 話題作ということで、気になってはいた作品ですが、SNSなどでコメントとチラッと目にすると、後味の悪い映画だとかいうコメントを目にしたりして、観ようか観まいか迷っていたジョーカーを観ました。見終えた感想は、なんとコメントしたらよいのやら…。




 オイラはジョーカーをよく知らないんですよね、DCコミックスにも疎いし、知ってる方は、もう少し陽気なイメージもあったとか聞きますが…。
 なんと申しましょうか、面白い映画ではないですよね。衝撃的というか心に闇を抱えそうな作品ですよね。オイラは正直言うと苦手なジャンルですね。生い立ちというか環境はけっこう酷いですよね。いつ頃の時代背景なのかいまひとつわからず見ていましたが、衝撃的という言葉は、たしかに当てはまる作品ですよね。
 
 オイラは最初は、普通というか陽気なキャラが転落していくのかと思っていたのですが、最初から厳しい環境にいましたよね。途中もハッピーな展開にならないですし、最後もハッピーエンドには程遠いですね…。絶望的とまで書くといい過ぎかもしれませんが、ここまで、ずっと暗い展開で 2時間以上の作品というのは、観る人が見たら、精神的にけっこうなダメージを受けてしまうかもしれませんね。
 この作品、個人的に連休だったので、やや元気だったときに見て良かったよ。仕事で疲れた翌日とかに見てたら、妙なダメージが残りそう。
 
 ジョーカーを知ってる人 ( の方が多数派なのでしょうが… ) が見ると、また違った衝撃なのでしょうね。どっちにしても、この映画、評価は高いかもしれませんが、「おもしろかったぁ~♪」という満足度というか充実感を込めて楽しめる人は少なそう…。こういう作品ばかり続けて見たくはないのですが、話題になるのは納得できる一作でした。
 
 

映画観た! 最高の人生の見つけ方


 ちょっと気になりつつも、観ずに終わりそう…。と思っていた、最高の人生の見つけ方という映画を観ました。この映画、元ネタはハリウッド版ですよね? あっちは見てないので比較はできませんが、日本版は女性二人になってます。
 それにしても、吉永小百合様の出演される映画って、オイラはあまり見てないんですよね。たぶん、北のカナリアたち以来じゃないかな…。大女優様ですからね。オイラより上の世代、サユリストな方々がこの映画を観て、ももクロと一緒のステージで踊ってる吉永小百合様を見た時、どういう感想を抱いたのだろう? とか、ふと思った。時代というか、時の流れって凄いね。

最高の人生の見つけ方


 いつも蛇足が長いですね。オイラ。


<!– ここから、ネタバレを多数含みます。 –>


 とある主婦がガンを宣告されますが、怠惰な夫、引き篭りの息子にはそのことを告げられず、病院に入院することに、二人部屋の病室にホテル事業のセレブが同室に。病院で、とある少女に出会いますが、その少女が急変して亡くなってしまう。その少女が持っていた、「やりたいことリスト」を主婦の幸枝が持つことに…。末期ガンということで、もう手術などもできないのでしょう。幸枝とセレブのマ子は退院しました。
 …が、幸枝は退院して、結局は入院する前と変わらぬ怠惰な夫に引きこもりの息子、頼れる娘も自分ばかりに頼らないで…と不満を口にされてしまう…。そんなある日、少女のやりたいことリストを見て、幸枝も自分の生きてるうちにやりたいことを書きだそうとするが、ひとつも思い浮かばなかった…。そこで、少女の残したやりたいことを実践しようと思い、そのことをマ子に電話すると、「私も乗った」と…。
 そして、二人で少女のやりたいことを実践していく旅に出発。スカイダイビングにももクロのライブ…。そして京都ではマ子が恨んでいた父と再会。その仕返しというよりお返しで、長崎ではウェディングドレスを着た幸枝が二度目のプロポーズというか結婚式を挙げる…。
 映画の冒頭で、いきなりJAXAでのロケット打ち上げから始まりましたが、途中で、あぁ~、これか…。とわかりますが、結局は、二人で力を合わせて ( ? ) 少女の生きてるうちにやりたいことリストの項目を全てクリアしてしまいます。まぁ、最後の最後はお二人が生きてるうちではなく亡くなってから達成となりましたが…。
 
 なんか、ネタバレというかあらすじを書いただけでしたが、マ子さんの部下、高田でしたっけ? 彼がなんだかんだ言っても根は真面目で実直でいい人ですよね。マ子さんが幸枝さんの少女のやりたいことを実践する話に乗らなければ、幸枝さんもほとんど実行することはできなかったでしょうから、良い出会いだったのでしょうね。喧嘩したりしながらも、結局二人でいろいろできたことは、最高…かどうかはともかく、ちょっと羨ましいと思える人生ですね。幸枝さんは家族のこと、マ子さんは会社のこと、いままで直視を避けていたことに向き合い、一定の解決をしたのも良かったですね。
 涙腺が緩くなったおっちゃんは、最後のマ子さんの手紙で泣いてしまいましたよ、恥ずかしい。

<!– ここまで、ネタバレを多数含みます。 –>


 まぁ、時間とお金を自由に使えれば、ある程度はやりたいことを好きなだけできるでしょう…、という身も蓋も無い感想もありますが、うん、やっぱりこの映画は観て良かったと思いました。
 ちなみに公式サイトのストーリーを見ると最後に
 「 しかし、この時の2人は思ってもいなかった。2人の出会いと友情を祝福するような〈ある奇跡〉が待っていることを。 」と書かれているのですが、え~っと、これってどれのことだ? と、ふと悩む。映画は二人がやり切った感もあって、一応のハッピーエンドだからいいのですが…。ある奇跡が…、まぁ、いいや。たぶんアレのことだろう…とひとりで納得しておきます。