この記事は、以前別のブログで Part.1から Part.3まで分割していたものを 1つにまとめたものです。
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冒頭から謝っておきますが、また前置きが長いです。
あれは、5年前だったか 6年前だったか、あるいはそこまで前じゃなかったか…。当時、いまとは比べものにならないほど、眞鍋かをり様が好きすぎて、青春18きっぷでどこに行こうかな? と迷った時に、眞鍋かをり様の故郷である愛媛県まで行ってみよう…と、西条伊代駅を目指して列車に乗り込みました。ただオイラはストーカーまでするほど執着心はないので、とくに実家を調べたりとかそこまではしなかったですが。で、たまたまその日が 8月 5日だったようです。後で今回のぶらり鉄道の旅の回顧録でもちらっと登場しますが、坂出駅というところで、観音寺駅行の列車に乗り換えたのですが、普通列車だったのに車内アナウンスで「〇〇に臨時停車します」この時は駅名が聞き取れてなかったのですが、『普通列車と言えば各駅停車だよね? 臨時停車ってなんのこっちゃ? 』と思っていたのですが、何駅かめに、なんていうか鉄道の駅というよりもバス停みたいな感じのところに列車が停車するではありませんか。『? 変な駅…』と思いつつ、『あっ、そうだ、せっかくだから写真にでも撮っておこう…』と思ってスマートフォンを取り出したころには列車が発車してしまい、写真に収めることはできませんでした。『まぁ、いいや。帰りに撮ろう…。』と思っていたのですが、帰りはバス停みたいな駅に停車することもなく、観音寺駅から坂出駅に着いてしまい、『あの駅は何だったんだ? オイラは眠っていたわけではないので夢じゃないし…』と、モヤモヤ感を少しいだきながらも、その日は大好きだった…いや、過去形で書くことないな。大好きな眞鍋かをり様の ( たぶん ) 故郷である西条伊代駅に降り立った満足感には包まれていました。
でも、ネットでちょっと調べてみたら、どうやら臨時停車した駅は津島ノ宮駅という駅で、津島神社の夏季大祭のときのみ営業するそうです。年に 2日、8月4日と 8月 5日のみの営業で 4日はだいたい 1日中列車が停車してくれるようですが、5日は夕方前には営業を終了してしまうそうで、オイラが行きは見られたのに帰りは停車しなかったという体験をしたのは 5日だったからなんですね。ちなみにイベントなどが行われた年は、この 2日間以外にも臨時で営業したことがあったようです。
よくわからないかえれど、そんな貴重な駅だと知ると、写真に撮れなかったことが凄く残念ですし、一度は降り立ってみたいな、と思ってしまいました。
しかし、そうタイミングよく 8月 4日か 8月 5日が休みという機会も巡ってこなかったのですが、今年、ついに 8月 4日と 8月 5日が連休で、なおかつ何処か行かなければいけないという用時も入っていない千載一遇の機会が訪れました。これはもう行くしかない。と思い、津島ノ宮駅を目指すことにしました。
昨年まで、いや、先月までなら、日曜日に休みで他用がないときは競馬場なりウインズなりで馬券を買って競馬観戦という選択をするので 8月 5日の月曜日に行こうとするのですが、今年は半月以上前に福島競馬場に行った時にボロ負けしたこともあり、ちょっと馬券購入に対する姿勢が変わってしまってるんですよね。それに 8月 5日は駅の営業時間も短いということで迷わず…書くとちょっぴり嘘ですが、日曜日に行くことにしました。尾道に急遽行ったとき ( 記事は → https://sf.njsun.biz/?p=9 です。 ) と同じ列車で出発する予定だったのですが、乗り継ぎの悪さもあって、ネットで見たらそれだと津島ノ宮駅に着くのが 14時ちょうどみたいで、それでも悪くはないけれど、ちょっと遅いな。と思っていました。で見てると新大阪駅発 8時 53分の姫路行きの新快速があるのですが、それに間に合わない…。いろいろ都合があって、朝早く家を出られないんですよね。でもその列車、大阪駅発が 9時ちょうどでした。大阪駅に 8時 55分ならたどり着けそう、今回は大阪駅から乗るか、ということで、大阪駅から出発、無事に 9時発の新快速に乗れました。
大阪駅から 1時間ちょっとで姫路駅、そこから播州赤穂行きの普通列車に乗り換えて相生駅で下車、岡山行きの普通列車に乗って岡山駅へ、そこから 4分後に発車する快速マリンライナーに乗り換えです。瀬戸大橋線はいつも階段をあがってホームが変わるイメージがあったので、急いで階段を上ろうとしたのですが、今回は番線は違うものの同じホームでした。昨年は四国には行かなかったかな? よく覚えてないですが、久しぶりに乗った快速マリンライナーは、外国人の方が結構乗っていらっしゃいました。児島駅を出て瀬戸大橋を渡ります。だいたいオイラが四国に行くときは天気がいまひとつなことが多いのですが、今回は割と好天に恵まれていい景色でした。今回は乗り継ぎが良過ぎて ( ? ) あまり落ち着けなかったのですが、ちょっと落ち着いたので、ようやくスマートフォンで写真を撮りました。
いい景色ですが、写真じゃわかりにくいですね。
なんか瀬戸大橋って、もともと新幹線を走らせられるように建設されたとか聞いたことがありますが…。
そして瀬戸大橋を渡ると、そこは坂出駅でした。
この駅で乗り換えですが、観音寺駅行の列車が来るまで 10分ほど。暑いのでドリンクを飲み駅でボーッとしてました。
そして列車に乗り込みようやく津島ノ宮駅に到着。以前はバス停みたい…と思ったのですが、実際はもうちょっとちゃんとした駅でした。
ということで、12時 51分だったかな? ようやく目的駅に到着しました。
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津島ノ宮駅で降りる人は結構いました。とはいえ元々が 2両編成の列車に揺られてきたので多いと書いてもしれてるといえばしれてるんですけれどね。ひとまず時刻表がでーんとあったのでチェックしました。
1時間に 1、2本と、やっぱり本数は少ないですね。元々目的は津島ノ宮駅だったので、ここで高松行の列車を待つという選択肢もなくはないのですが、わざわざ来て津島神社に寄らず駅のホームでボーッとしてるだけというのもアホなので、ここはやはり津島神社にお参りすることにします。
駅を出ると屋台もたくさん出ていました。なんだか夜は花火もあるらしいですね。まぁ夜までは居られませんが…。
出店の風景も写真に撮ってアップしたかったのですが、人が多すぎて、ぼかしとか入れるの面倒なのでバッサリとカット。まずはお賽銭を入れて津島神社でお参りしました。
そして、岡崎城に行ったとき ( 記事は → https://sf.njsun.biz/?p=62 です。 ) と同様、今回も朱印帳を持参したので、御朱印を頼みました。「橋を渡られますか? 」と聞かれたので、「はい。」と返事をすると、時間がかかるので橋を先に渡ってくださいとのこと。番号札を受け取り橋を渡ることにしました。
ネットで見た情報によれば、8月 4日と 8月 5日の夏季大祭の 2日間のみ、橋が開放され島にある本殿 ( ? ) に行けるそうです。それがメーンで駅も営業してるようですし、ここまで来て橋を渡らないという選択肢もないよな…ということで橋を渡ることにします。
橋を渡るには 300円 ( 小人は 100円 ) でチケットを購入しないといけないようです。橋は中央にロープを張って行き帰りが左側通行の一方通行になってました。歩くのが遅いのは仕方がないとして、ちょいちょい前が詰まって止まるのがなんとも…。しかし神社なので神の御前になるのかな、あまりイライラしてはいけないと、とりあえずノロノロ進みました。天気が良く日差しもあって暑いのですが、海上なので風が心地よかった。
それにしても、ここ津島神社は子供のための神様なようで、子供を産んでもらったこともないオイラが一人で来て御利益あるのかな? とか、周囲の家族連れやカップルらしき方々を見て少し切なくなってしまいました。
橋を渡って、ここでもお賽銭を入れてお参りしました。島といってもすごくスペースは狭いので長居するほどのところでもありません。
せっかくなのでちょっとだけうろつきましたが、
それほど、「これ! 」というものもなく、
天気が良いので景色は良かったのですが…。
せっかく橋を渡ったのですが、5分もすることなく戻ることにしました。
橋を渡り朱印帳をもらいに行くと、まだ時間がかかるとのこと。せっかく出店があるので、なにか食べようかとも思ったのですが、暑くていまひとつ食欲がわかないのと、人も多くて落ち着いて食べられそうにない雰囲気だったので食べるのは断念しました。御朱印をもらっていれば 13時 43分発の高松行に乗って、とっとと退散しようかと思っていたのですが、その列車が去った後、なんとなく踏切を渡ったのですが、どうやら線路を越えた先は駐車場があるぐらいで、これといって見て楽しめそうなものもなさそうなので戻ることに。ただ線路の反対側から駅の看板を見ると、降りたときに見たのとは違って、ちゃんとした普通のボードになっているので一枚撮っておきました。
どうやら津島ノ宮駅は、ナンバリングが振られていないようですね。そんなこんなで御朱印のところに再び行きましたが、まだみたい。14時過ぎ。まぁ、当初の予定だと今頃駅に着いていたんだよな…と思いながら待っていましたが、なんか大量の御朱印帳に日付とかをお一人で書いていらっしゃるようなので、これは時間がかかるのも仕方がないな…と思って、それからは黙って待っていたのですが…。14時 30分になってもまだできない。『あれれ? マジですか…。これは 14時 46分の列車も間に合わないのかな? 』と、暑いのもあって、一気に疲れが出てきました。14時 40分ぐらいかな? ようやく御朱印をいただきました。1時間半待ちか。これは早めに来て正解だったかな、14時到着だったら帰る列車は 16時半過ぎになっていたかな…とか思いつつ、津島ノ宮駅に戻ります。
そんな途中で郵便ポストを見かけたので、毎年恒例になりつつある旅行先から暑中お見舞いのハガキを出すというのを今年もやりました。なんか普通の家のポストみたいな小さなポストで、来るときは完全に見落としておりました。『これ、本当に収集ポストだよな? 』と少し不安を覚えつつ投函しました。
駅に到着したときもいたけれど、この暑い中、この駅のマスコットキャラクターなのでしょうか? 着ぐるみでお出迎えしていますね。おつかれさまです。
御朱印待ちで思わぬ長居になってしまいましたが、幻だった津島ノ宮駅を満喫したのでありました。
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津島ノ宮駅に到着してから 2時間弱、そのうちの 1時間以上が御朱印待ちという予想外の展開でしたが、かねてより気になっていた駅に降り立ち参拝もできて御朱印もゲットできて、まぁ充実感というか達成感というか、少し満ちた気持ちになりつつ列車に乗りました。快速列車の高松行でしたが、坂出駅までは各駅に停車するようです。津島ノ宮駅を出ておよそ 30分ほどで坂出駅に到着しましたが、まだ割と早い時間だったので、そのまま乗車して高松駅まで行きました。快速なので坂出駅から高松駅までは 15分ほどで到着しました。
自分の中ではなんとなく高松駅を降りたのは 3回目な感覚なのですが、記憶に残っている高松駅は 1回だけなので、おそらく高松駅で降りたのは今回が 2回目だと思います。 尾道旅行の時 ( 記事は → https://sf.njsun.biz/?p=9 です。 ) にちらっと書きましたが、7月 20日、岡山駅に到着したところまでは、この高松駅に来ることを考えておりましたが、その日は断念したんですよね。ちなみにこの日、8月 4日に高松駅に到着したときは、もう 15時半を少し過ぎたくらいだったので、いまさらウインズ高松を目指したりはしませんが…。
で、以前高松駅に来た時、『香川県といえばうどんだろう。』とうどんを食べようと思っていたのですが、駅を降りて目についたうどん店に行ったらシャッターが閉まっていたという…。で、その後うどん店が目につかずラーメンを食べたというわけのわからない思い出が…。しかし以前来た時は、駅前によくある吉野家やすき家のような大手牛丼チェーン店のような感じで、駅の近くにうどん店が何軒も近い間隔であるものだと思い込んでいたのですが、高松駅を降りてもうどん店ってあまり見ないんですよね。で、今回もキョロキョロしていると…。
駅の近くにあるショッピングモールらしきビルの窓に讃岐うどんの文字が…。これはあのビルの中にうどんを食べられるお店があるということだよね。ということで早速陸橋を渡りビルの中へ。3階だったかな? レストラン街みたいになっていました。でも…。
あれ? ラーメン店? うどんじゃないやん。メニューを見てもラーメンでうどん売ってないし…。で、少し歩くと肉うどんと書いたお店が目に映ったのですが…。
肉うどんじゃなくて肉どんかよっ! と、なんで高松駅付近でツッコミを入れなきゃいけないんだ、と虚しくなりつつ奥に行くとうどんのお店がありました。でも…。
カウンター席もないし、ひとりで気楽に入れるようなお店でもなかったので、ビビリなオイラは入るのをためらってしまったのでありました。
このビルの隣のビルにフェリー乗り場に繋がるところがあったので、せっかくなのでそこも見学することにしました。
待合室のような休憩所のようなところがありましたが、そこを抜けると港の方に行けるようです。
チケットを買っていないので、中までは入れませんが、
四国に来て、こんなに良い天気が続いたのは初めてなんじゃないかな? と思うほど、この日は好天に恵まれましたね。いい眺めですが、乗りもしないフェリーをボーッとずっと眺めていても仕方がないので、そろそろ帰らないと…と、高松駅に向かいました。途中ふとビルを見上げると窓に…。
あそぶ! ゲーム展とか書いてある。ちょっと気になったけれど、うっかり立ち寄ってしまったら何時に帰れるかわからないし、どうもあのビルでやってるわけでもなさそうなので、スルーするしかないですね。
高松駅は別名さぬきうどん駅っていうのかぁ…と思いつつ 16時頃に青春18きっぷを見せて改札をくぐりました。高松駅を 16時 10分に発車する岡山行の快速マリンライナー号が停車していましたが、駅構内にうどん屋があったので、次の列車は 30分後だけど、駅のうどんでもせっかく香川県にいるし、うどんを食べたいな…と思い、うどん屋に寄りました。食券を購入するシステムだったので、かき揚げのてんぷらうどんで冷たいのを購入。食券を見せて 1分ほどで提供されました。
出汁までは飲めませんでしたが、冷たいうどんだったので 3分もかからず食べ終わり、16時 10分発の快速マリンライナー号にも無事乗れました。せっかくのうどんなのに味わってゆっくり食べられなかった感もありますが、でも、十分満足です。 このマリンライナー号、当初 14時ちょうどに津島ノ宮駅に到着するプランのときに坂出駅を 16時 24分発の快速マリンライナー号に乗るのを、帰りの第一候補にしていたので、結局、元の予定より およそ30分早い列車に朝乗ったことで、高松駅まで出て、駅の中の店という、ちょっとだけ残念感はあるものの念願のうどんも食べられたので、思い切って大阪駅から早い列車に乗る決断をして良かったと思いました。
帰り、だいたい過去に四国に来た時は、天候がいまひとつで風の影響で瀬戸大橋を徐行運転することが多く、坂出駅から児島駅に着くのが遅れることが多いのですが、この日は瀬戸大橋を渡り切るまで好天に恵まれ、遅れもなく岡山駅に到着しました。岡山駅から 17時頃に出発の普通姫路行きに乗りました。たぶん尾道からの帰りと同じ列車なんじゃないかなと思います。姫路駅で新快速に乗り換え、そこから大阪駅で下車しました。駅ビルで軽く食事して北新地から列車に乗って放出駅まで行きました。ここからひがしおおさか線に乗り換え…なのですが、せっかくなので放出駅で下車しました。
放出といえば、昔、ハナテン中古車センターの CMがやたら気になりましたが、中古車センターがどこにあるのかはわかりませんでした。駅の周囲をトボトボ歩きましたが夜も遅いし、閉まってるお店も多いので、ひがしおおさか線に乗って帰りました。
津島ノ宮神社、たぶんこれが行くの最初で最後と思いますが、気になっていた駅に行けたし、うどんも食べたし、暑かったけれど好天に恵まれたしまぁ良き一日でした。
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“青春18きっぷで行くぶらり鉄道の旅 - 幻の駅? 目指せ! 津島ノ宮駅編 –” への1件の返信